5月19日芝浦工業大学大宮祭訪問
5月19日(日)、芝浦工業大学大宮祭を訪問しました。
天候にも恵まれ、絶好の学祭日和でした。
芝浦工業大学大宮祭
日程:5月19日(日)
場所:芝浦工業大学、大宮キャンパス
埼玉県さいたま市見沼区深作307
JR宇都宮線もしくは東北本線「東大宮駅」よりスクールバスで5分。
東大宮駅の東口ロータリーからスクールバスが出ています。
ロータリーに出るとちょうど目の前に緑色のスクールバスが来たところでしたのでそのまま乗車してキャンパスに着きました。
徒歩の場合は20分で行けます。
余談ですがこの日は東大本郷キャンパスでも学祭が開催されていました。
先日、数学デーin埼玉で用いる為にナブラ演算子ゲームを購入した校舎です。
因みに、ナブラ演算子ゲームとは?
東大本郷キャンパス生協第二購買部で購入できる東大生が開発したカードゲームです。
簡潔に説明すると、相手の数式を0にしたら勝ちという対戦型カードゲーム。
微積分を活用して次数を減らして0にしたり、limitで発散したり。自陣の数式の守りを堅めたり。
対数や三角関数もあって知る人ぞ知るカードゲームとなっております。
第一回数学デーin埼玉の参加者の方が持参されたのを契機にその存在を知りました。
ナブラ演算子ゲームの実物は数学デーin埼玉で実物をご覧頂けます。
話を戻すと、芝浦工業大学は大宮キャンパス以外にもキャンパスがあって、
高年次になると大宮キャンパスから別のキャンパスに通うそうです。
なので、大宮祭も2年生が中心となって運営されていました。
【芝浦工業大学の大宮祭の出展作品紹介その1】
一番印象的だったのが、学生がロケットを作っていた事。
と言ってもスペースシャトルのような大型なものではなく、
擬似ロケットで、カンセットと呼称されるペットボトルサイズです。
カンセットは月面探査を前提にミニサイズですが制作し動かす事で。
実際に宇宙で想定外の問題がどんな状況で発生するかを想起させるのに役立ちます。
宇宙開発活動を、学生が。その事実に衝撃を受けました。
機体に搭載される端末はプログラミングで動くそうです。
使用言語は、PythonやC言語など複数。
何故Pythonを採用しているのか尋ねたところ、
Pythonだとネットに情報が多く出回っていて欲しい情報が入手しやすいとの事です。
汎用性の高さは利用者の裾野を広げるのに寄与し、また利用者の数は情報入手難易度に比例するんですね。
【芝浦工業大学の大宮祭の出展作品紹介その2】
音で変色する三角コーン
スクリーンに投影されたバーチャルエアホッケー
ゲームセンターを彷彿とさせるリズムゲーム
幻想的で近未来型な演出で来場者を迎え本格的で興味深かったです。
以上、Shiba_Lab 様の作品。
Shiba_Lab 様は他にも日本数学協会の式典をプロジェクションマッピングで演出された実績もあり、学内外問わず活躍されています。
Shiba_Lab 様
https://shibalab.com/
所感
個が出来ることが増えている事実の認識を新たにしました。
検索して欲しい情報を得やすくなった背景もあって
やりたい事を実現する方法を模索する事が有史以来最も簡単になった恩恵がここにも。
今回、対応して頂いた学生は皆、目を輝かせて嬉々としてご自身の活動内容を話してくれました。
技術革新と容易に交流できる環境の有用性を実感した次第です。
今後の社会を担う学生の皆様の益々のご活躍を願っております。